振り込みが遅すぎる!でお馴染みの育児休業給付金ですが、マネー調査員は2回とも出産から半年後に振り込まれました。人によっては3~4ヶ月後に振り込まれたという方もいるそうです。
育児休業給付金は、休業中家計を支えてくれるとても重要な給付金になります。出産で貰えるお金には、他に出産手当金や出産育児一時金などがありますが、もっとも受け取り金額が大きくなる可能性があるのが育児休業給付金なのです。
結局いつ受け取れるのか?どうしてこんなに振り込みが遅いのか?分かりやすく解説していきます。
💰育児休業給付金とは?

育児休業給付金とは、育児のために会社を休む間、給与の代わりに「雇用保険」から支給される手当です。出産手当金や出産育児一時金とは異なります。
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対象者の条件
- 雇用保険に1年以上加入している
- 子どもが1歳(最長2歳)になるまで育休を取得している
支給額の目安
- 育休開始~180日目までは、賃金月額の67%
- それ以降は、賃金月額の50%
💴育児休業給付金の支給額【モデルケース】
▶ ケース①:月収 200,000円(額面)の場合
育休期間 | 支給率 | 月あたりの支給額 | 2か月ごとの振込額 |
---|---|---|---|
育休開始~180日まで | 賃金の67% | 約134,000円 | 約268,000円 |
180日以降~終了まで | 賃金の50% | 約100,000円 | 約200,000円 |
▶ ケース②:月収 300,000円(額面)の場合
育休期間 | 支給率 | 月あたりの支給額 | 2か月ごとの振込額 |
---|---|---|---|
育休開始~180日まで | 賃金の67% | 約201,000円 | 約402,000円 |
180日以降~終了まで | 賃金の50% | 約150,000円 | 約300,000円 |
実際の金額は、賃金月額や勤務状況・保険料・休業期間によって前後します。
正確な金額は、勤務先やハローワークからの通知で確認してください。
2児のママであるマネー調査員の場合
第一子 育児休業給付金 2年間4,752,036円
- 賃金月額 364,980円
- 手取りは27万円ぐらいでした
- 出産から6ヶ月までは、賃金月額の67%244,536円(2ヶ月毎に489,072円の振り込み)
- 産後6ヶ月から子供が2歳の誕生日を迎えるまで、賃金月額の50%182,490円(2ヶ月毎に364,980円の振り込み)
- 初回は、出産から半年後に振り込まれました
- 第二子 育児休業給付金 2年間3,341,190円
- 賃金月額256,620円
- 出産から6ヶ月までは、賃金月額の67%171,935円
- 産後6ヶ月から子供が2歳の誕生日を迎えるまで、賃金月額の50%128,310円
- 初回は、出産から半年後に振り込まれました
📅いつもらえる?実際のスケジュール
育児休業給付金は「申請→1か月程度で振込」ですが、そもそも…
🔸「育休が始まって2か月後」にならないと申請できません。
つまり、出産後すぐにはもらえないという点に注意が必要です。
💡支給スケジュール例
タイミング | 内容 |
---|---|
出産 | 産後休業スタート(8週間)→ 出産手当金の対象 |
産後8週経過後 | 育児休業開始(育児休業給付金の対象) |
育休開始から2か月経過後 | 初回申請(2か月分)→ 約1か月後に振込 |
📌 実際に振り込まれるのは「出産から3〜4か月後」が一般的です。
💡体験談:想像より遅かった!事前に準備しておけばよかった…
マネー調査員は「出産したらすぐお金がもらえる」と思っておりましたが、実際に振り込まれたのは出産してから半年後でした。あまりにも振り込まれないものだから、会社に問い合わせようかとも思いました。
貰えるだけありがたいんだから、振り込み時期に文句を言うなという声も聞こえてきそうですがおっしゃっていることはもっともでございます。ただ、この半年がどれだけ死活問題か下記に書かせていただきますと・・・。

こちら、マネー調査員が育児休業給付金を受け取ったスケジュールのイメージになります。各自、給付金はいただけますがざっくり半年間は、定期的に貰えるお金が一切なくなります。なのに、生きていると何かとお金が飛んでいくのです。
給料がなくても、支払いが続く住民税や奨学金の返済や自分のスマホ代やサブスク代や何やかんやは、貯金を切り崩して凌ぐことになります。何月まで凌げば、いくらぐらい支払わる、という目安があれば乗り越えられるのですが、そこが曖昧なので物凄い不安でしょうがなかったです。
別に一人だったらそこまで不安ではなかったのですが、これから先我が子を絶対に守っていかねばなりません。まだ自分の身体の傷も癒えておらず、何ヶ月も寝れておらず、いざと成ってもすぐに働けないことが身にしみて分かっているので、この減っていくだけの貯金と向き合うのは苦しい日々でした。
理想ですが、3ヶ月から6ヶ月は暮らしていけるだけの貯金をしっかりとしておくとよいかと思います。
\育休中でも支払いの必要があるものご存知ですか?把握していないと大変なことに!/

Q&A|よくある質問
Q1. 出産前にも申請できますか?
→ できますが、出産日や会社の協力体制によって異なります。育休開始前の事前相談が必要です。
Q2. 産後休業が終わったらすぐ申請できますか?
→ 原則「育休開始から2か月分経過後」に申請可能です。
Q3. 会社経由と個人申請、どっちが早い?
→ 会社経由の方がスムーズな場合が多いです。自分で申請する場合はハローワークに確認しましょう。
まとめ|育児休業給付金は半年後に振り込まれることも!
育児休業給付金は産後すぐに振り込まれるわけではありません。一般的には、申請後3ヶ月から4ヶ月程度かかります。マネー調査員は出産してから半年後に振り込まれました。
しかし出産後は何かとお金が必要になりますし、人によってはまとめて住民税を支払う必要もあります。給料が無くても、3ヶ月から6ヶ月は暮らしていけるだけの貯金をオススメします。
育児休業給付金の支給タイミングを把握して、安心して育休を過ごしてくださいね!


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